WindowsUpdateすればパソコンは最新版なのか?
GameをプレイしていてMODも使っていると
GameもMODも最新バージョンにしましょうというのは基本中の基本です。
そしてそれは
Gameをインストールしている
パソコンそのものも同様に
最新のバージョンであるというのが大前提です。
だから
WindowsUpdateをしたほうがいい!!!
はい、結論!! ……なんちゃってw
WindowsUpdateはしたほうがいいです。
Windowsはパソコンを構成する要素のひとつですから。
でも
「Windowsが最新の状態」であることと
「パソコンが最新の状態」であることは
同じなのでしょうか?
パソコンが最新版であるというのは
どういう状態をいうのでしょう?
Windows搭載のパソコンは
WindowsUpdateだけしていればそれで終わりでしょうか?
わざわざ書くのだから
終わりじゃないのだろうかと思う人がいると思います。
正解です。
WindowsUpdateは
Windowsというオペレーションシステム(以下OS)のアップデートです。
OSというのは
パソコンを構成する重要な要素ですが
パソコンはOSだけで動いているものではありません。
だから、
WindowsUpdate後にトラブルが発生した場合に
WindowsUpdateに被疑があると考えるのは
当然ですが
OS以外の構成要素すべてが最新であることを確認しない限り
WindowsUpdateのせいだと断定はできません。
それでは
なにをすればいいのでしょうか。
WindowUpdate以外にも
最新であるかどうかをチェックすることを書き出します。
- BIOSの更新
- Windowsの更新
- グラフィックボードをはじめとする各パーツのドライバーの更新
- セキュリティソフトの更新
パソコンが最新の状態とは
大まかに書いてこの四つが最新である状態をいいます。
パソコンの構造の都合から、ここに書きだした順番に行うのがスムーズです。
次に、それぞれの項目について簡単に紹介します。
■BIOSを更新する
BIOSの更新
パソコンの電源を入れ、Windowsが起動する前にF2やDeleteキーなど
メーカーが定めている方法で起動させます。
OSのクイック起動設定が有効の場合は、
無効に変更してから行う必要があるかもしれません。
最近のBIOSは起動した画面にバージョンが書いてあります。
このバージョンをメモや画像保存しておく
BIOSを終了してWindowsを起動します。
インターネットブラウザで
BIOSのメーカーサイトでご自身のBIOSの最新版のバージョンを確認します。
最新版じゃないときは
最新版をダウンロードしてインストールしましょう。
BIOSってなに?
そもそもBIOSがなんだかわからない人は多いと思います。BIOSはマザーボードを制御しています。
マザーボードには
キーボードもマウスもグラフィックボードも
メモリーもCPUも電源ユニットもHDDもSSDもモニターも
パソコンの部品という部品は全部挿さしてあります。
パソコンを人体に例えたとしたら
マザーボードは脊髄に該当すると私は思います。
脊髄の中を通る神経系のような役目を果たすのが
BIOSというわけです。
OSが最新版でも、
BIOSが古い場合、
OSからの情報をBIOSがうまく受け取れなくて
挿してある各部品は正常に動けないかもしれません。
だからBIOSが最新にすることはとても大事です。
■Windowsを更新する
WindowsUpdateの更新
WindowsUpdateといってもOSの更新ばかりではなくて、
各パソコンパーツのドライバーなどが配布されている場合もありますが
ここではOSの更新だけを差してます。
Windowsの更新には小さな更新と大きな更新があります。
小さな更新はWindowsアイコン>設定>更新とセキュリティ>WindowsUpdate
↑ここからWebをつかってストリーミングみたいに行う方法と
インターネットブラウザでカタログサイトを開き目的の更新ファイルを
ダウンロードしてパソコンに直接インストールする方法の二種類があります。
更新が失敗しない確実性が高いのは
カタログサイトからDLする方法ですが、
目的の更新ファイルを検索するKB番号などを調べて
ダウンロードもインストールもすべて手動で行うので
手間がかかります。
Webで更新して、更新が失敗するなどの場合に
失敗するアップデートのKB番号を調べて
スタンドアロンで行うというのが主流です。
大きな更新は、
バージョン変更を伴う大型アップデートのことです。
Webで行う方法と
ISOファイルを作成(USBフラッシュメモリーがおすすめ)して
実行する方法があります。
おすすめはISO作成する方法です。
さらに
既存の状態に追加インストールする方法と
パソコンを全部クリーンにしてから
最新版OSをインストールする クリーンインストールという方法があります。
いずれにせよバックアップをとってから行いましょう。
Windowsのサポートをしていた経験からいうのですが
クリーンインストールがおすすめです✨
既存の状態に追加するインストールをする場合は
できれば
ISOファイル(USBフラッシュメモリーがおすすめ)を作ってから
更新が完了するまでインターネット接続を切ることがおすすめです
また、セキュリティソフトに邪魔されて失敗することがあります。
アンインストールするか、難しいようならせめて停止しておきましょう。
■グラフィックボード(以下、グラボ)ほか各パーツのドライバーの更新
■メーカー製PCの場合
メーカーのサイトでPCの型番から各パーツに必要な最新のドライバーがダウンロードできます。
■BTOや自作PCの場合
ご自身で以下の操作をします。・グラボはWindowsのアップデートがあったら
絶対に対応する更新が出るのだと覚えておけばよいと
言い切れる程度に更新情報をチェックしておくのがよいと思います。
グラボのコントロールパネルから更新するのもよいですが、
これも
一度削除してから最新版をインストールするのが
確実にトラブルは少ないです。
・ゲーミングマウスやゲーミングキーボードなど
インターフェイスのコントロールパネルがあればそこから更新します。
・そのほかのドライバー
デバイスマネージャ-の各項目から
プロパティを開いてドライバータブにある
ドライバーの更新を実行していきましょう。
Windows10のデバイスマネージャーは
Windowsのスタートアイコン右クリックメニューの中にあります。
セキュリティソフトの更新
もし先述のWindowsUpdateの時点でセキュリティソフトをアンインストールしていたらインストールします。
停止していたら再開してから
セキュリティソフトの更新しましょう。
更新した後に時間が許すなら
パソコンをフルスキャンすることをおすすめします
セキュリティソフトの制御設定
GameにしろWindowsにしろなにかしら更新したらGameが起動しないなどのトラブルが発生することがあります。
セキュリティソフトが起動を止めている場合は
Gameの関連ファイルを許可設定に指定してあげると
解決することがあります。
環境にもよりますが
Window10以外のWindowsだとこの他に
javaやAdobeなどの更新を手動で行わなければいけないかもしれません。
最新版は絶対に正義なのか?!
なんでもかんでも
最新版の配信があれば即座に導入するべきかといえば
そうとも言い切れません。
というのも、
公開配布の開始直後は
開発時には確認されなかった
未知の不具合が発生するかもしれないからです。
MS社の開発環境や
有志で協力している方々の環境で問題がなくても
個々のPCではトラブルが起きることがあります。
たとえば
WindowUpdateをしたら
ワコムのペンタブが使えなくなった などです。
ペンタブを使いたいので
WindowUpdateを戻したら正常に使えるとして、
利用者はペンタブを使いたくて最新にしないことを選んだとします。
果たして
これでワコム社はこれを喜ぶでしょうか?
この状況が続けば、新しいPCを購入した人は
利用できないワコム社のペンタブを買いません。
WindowのMS社はそれでいいと思うでしょうか?
パソコンは物真似機です。
アプリケーションソフトやデバイスを作成する会社が
どんどん魅力的な商品を開発してWindowsで使えるようにしてくれないと
Windowsが売れません。
両社は解決のために対策を探すはずです。
それは
MS社がWindowsのpatchを配布する解決法であったり
ワコム社が最新のWindowsに対応した新しいドライバーを
配布する方法かもしれません。
これはパソコンという機会を利用する以上、
避けられない事象です。
ほかにも
米国マシンをメインに開発しているMS社は
各PCメーカーがどの部品を採用しているか知りません。
PCメーカーは
自社PCのWindowsOSの設定メニューのなかに
自社PCを制御するための独自のメニューを組み込んでいることもありますが
このメニューのことも
MS社は知りません。
ちょうど
Game本体とMODのように
MSのWindowにメーカーが独自に挿入した機能なので
MSではサポートができないメニューになります。
さらに言うなら
英語OSではできても
日本語OSではメニューそのものが表示されないため
変更できない設定などがあったりします。
だから、
自分と近い環境であろう人々が問題なく使えているのかどうか
配信直後に様子見するのはありだと思います。
細かな更新は毎月米国の第二火曜(※)に配信される定期更新と
開発したらその都度配信する随時更新という更新方法をしています。
※米国第二火曜→日本は第二水曜が基本で水曜朔日の月だけ第三水曜更新
さらに
Window10の場合は半年に一度
バージョンアップを伴う大型アップデートがあります。
一年間更新しないでいると
毎月&不定期の更新+バージョン変更二回分の更新を
一気に実行することになります。
これは不具合がおきる温床です。
Windows7などは
更新しない選択ができたのですが
古いバージョンで使っているうちに
最新バージョンの規格に合わせたアプリとの互換性が取れなくなっていく
ある時点でいきなり最新バージョンににようとるすと
毎月出ていたなんらかの更新情報を一気に処理させようとして
しかも
自動で任せると、
順序を無視してダウンロードしてくるものだから
更新画面のままフリーズしてしまうなんて悪夢が
巻き起こったりしたものです。
プログラムファイルの更新はとてもデリケートです。
インストールするには順番が大事なものもあります。
都度、更新しているパソコンなら
配布された順番にインストールされていくのですが
一気に実行する場合は
更新がうまくいかないことも起こりえます。
更新せずに様子を見るのは
特に問題がないなら半年程度にしておくことをおすすめします。
Windows10がProなら
更新延長期間を設けられます
でも更新をせずに利用し続けることは難しい仕組みになっています。
MSが配布しているWindowsUpdateのHIDEできるツールがあるのですが
これで隠せるのは半年が最長です。
WindowsのISOファイルはつくっておいたほうがいい
先にも書きましたが
Windows10は現在半年に一度、
バージョン変更を伴う大型アップデートが配布されます。
おおよそ 春 と 秋 です
バージョンの番号は年号と月で構成されている形です
月は実際のリリース月より前のこともありますが
おおむねあってます
先にも書きましたが
Webでストリーミングのように更新していく方法と
最新のWindowsのISOファイルを作成(USBフラッシュメモリーがおすすめ)して、
このISOファイルから実行するのがおすすめです。
トータルでかかる時間が圧倒的に速いし
トラブルの回避率も高いです
しかも
このDLファイルにはリカバリに必要な情報が全部入っています。
保存しておけばなにかのきっかけでPCトラブルに遭遇した時に
リカバリできるし、
緊急画面しか出てこない深刻な症状の時でも
修復メニューを呼び出すことができますからおすすめです。
Windows10のダウンロード
↑↑
ISOの作り方は
このリンク先で↓↓をクリックすると説明があります。
+このツールを使用して、別のPCにWindows10をインストールするためにインストールメディア(USBフラッシュドライブ、DVD、またはISOファイル)を作成する(クリックして、詳細情報の表示と非表示を切り替えます)
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