2024年3月28日木曜日

肌の露出が多い画像は加工するとよい

 今回は、Googel サービスで肌露出の多い画像が削除されないための対策をみつけたので、メモします。

その昔、情報サイトの記事を書く仕事をしたことがあります。

記事のタイトルに沿った記事を、テーマと特定キーワードと、挿入する画像の数を指定されたとおりに、既存の記事とかぶらないように書く仕事でした。

画像はフリーサイトから自分で選んでつけるのですが、水場に関する記事を担当したときには使用するイメージ内に、水着 NG という指定がありました。

理由は、Google に BAN されないようにするためでした。
よくわからないけど、とにかく Google に画像を預けるサービスで記事を公開しているサイトなんだろうなくらいの解釈でこの依頼を受けました。

Google はポルノに厳しいです。

Google ポリシーと規約(https://policies.google.com)によると、「Google に損害を与える可能性があるコンテンツ」は削除の対象になりえます。

たとえば、よく晴れた夏の日に、自宅の庭でビニールプールで子供に水浴びさせた写真がとってもきれいの撮れたので、親せきや知人にみてもらおうと共有したとしたら、公開している本人はみんなにもほのぼのとした気持ちを共有したいと思っていたとします。

ほとんどの人はきっとほのぼのとした気持ちになると思います。

でも、もしかしたら、共有相手の中にペドフィリアがいるかもしれません。

ペドフィリアが水着に濡れた子供の写真を見たら、ポルノ画像として欲しくなって、ダウンロードしたりスクリーンショットしたりする可能性があります。そして、児童ポルノ所持として逮捕されるかもしれない。そしてダウンロード先は Google フォトだったといえば、Google は児童ポルノに関わったことになるし、写真を共有した本人は児童ポルノの提供や生産をしたとして児童虐待を追及されるかもれいない。

これは妄想ですよ。

だけれども、ポルノを公開される可能性を避けるために、Google はアルゴリズムが肌露出が多いと判断した写真を削除するボットを使用しているようです。

このボットは、被写体の人間の肌の露出が多いかどうかを判断していると思われます。

ボットの目的は「可能性を防ぐ」ことなので、非公開にして絶対公開しないつもりでも、共有という機能がいつでもできる以上、関係ないです。
被写体の性別や年齢も関係ないです。
それが家族の写真かどうかも、関係ないんです。

問題なのは「肌を露出していると誰かにとってのポルノになる可能性が高い」ことです。

  1. 女性の水着姿 → 女性を性的に見る人にとってポルノ
  2. 男性の水着姿 → 男性を性的に見る人にとってのポルノ
  3. 子供の水着姿 → 子供を性的に見る人にとってのポルノ

一般的に「1」と「2」は理解しやすいし、想像もできる。
だからだと思うのですが、お仕事でいただいた依頼の注意事項では、特に「3」について、水場で子供の泳ぐ写真の場合、水着ではないことを明確に指定されていました。

その記事作成で一番苦労したのが、水着を避けて記事のイメージにあっている見栄えのする写真を特定数集めることでした。

そんなわけで私は「Google は子供の水着に厳しい」って刷り込まれています。

そんな私が驚いたのは、先日「Google サイト」(sites.google.com)で「家族の近況」というテンプレートに、少年が水着姿が映ってる画像が堂々と添付されているのをみつけたときです。

sites.google.com

実際の画面のスクリーンショットです。

左側の写真。
これをみつけたとき混乱しました。

Google 自ら少年の水着姿?
上半身が露出しているのに?




でも、落ち着いてよく見ると、左肩や左胸を覆うでっかいヒトデが加工してあって、肌露出が 50 %くらいになってる。

Google サイト「家族の近況」は、公開しては親族や、親しい人がアクセスすることを想定していると思います。

Google サービスで家族写真を公開するの最大の懸念は子供の水着写真だと思っています。それは このことで問い合わせをたくさん受けている Google だってわかってること。

だからこれは「こうやれば問題ないよ」という見本なんだと思いました。

  • 問題になりそうな部位の形状が覆い隠されるようにする
  • 肌の大部分をシールや塗りつぶしをして見えなくする

こうすればボットにひっかかることはないわけですね。

なるほど✨

納得したのでした♪

え? 加工前のプールの水遊びの写真はどうなるのかって?

それは、ウェブやクラウドではなく、
物理的になんらかの外部記憶媒体を用意して保存するのがいいと思うので、
電気屋さんに相談してみるといいのではないかな。

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肌の露出が多い画像は加工するとよい

 今回は、Googel サービスで肌露出の多い画像が削除されないための対策をみつけたので、メモします。 その昔、情報サイトの記事を書く仕事をしたことがあります。 記事のタイトルに沿った記事を、テーマと特定キーワードと、挿入する画像の数を指定されたとおりに、既存の記事とかぶらないよ...